エンタプライズ用IT機器や産業機器向け24時間連続稼動に対応した250ギガバイトのハードディスクドライブ「MHZ2　BK」

　富士通は、２.５型ハードディスクドライブの新製品として、２４時間連続稼働に対応した２５０ギガバイトの「ＭＨＺ２　ＢＫ」＝写真＝シリーズを開発した。７月末から販売を開始する。

　 新シリーズは、毎分７２００回転に対応する。高い頻度でのデータの読み書きなど、過酷な使用環境に耐える。信頼性が高く、主にエントリサーバーなどのエンタープライズ用ＩＴ機器、ＡＴＭシステム、ＰＯＳシステムなど産業機器に適している。

　 読み出し書き込み時の消費電力は業界最高水準の２.３Ｗ。ユーザーの環境負荷低減を支援する、同社の「Ｇｒｅｅｎ　Ｐｏｌｉｃｙ　Ｉｎｎｏｖａｔｉｏｎ」製品でもある。

　 ３０日から発売する毎分５４００回転の「ＭＨＺ２　ＢＳ」シリーズと同様、高速転送を可能とするシリアルＡＴＡ　３.０ギガビット/ｓインターフェイスに対応。回転振動の悪影響を最小限に抑える機能も搭載する。