ノートPC向けODD接続部がスリムラインSATA規格に対応したインターフェース用コネクタ「PM2シリーズ」

　日本航空電子工業は、ノートＰＣ向けに、ＯＤＤ（オプティカル・ディスク・ドライブ）接続部がスリムラインＳＡＴＡ（シリアルＡＴＡ）規格に対応したインターフェイス用コネクタ「ＰＭ２シリーズ」を開発した。

　 サンプル価格はレセプタクル、プラグとも２００円。販売見込みは月間１００万個となっている。

　 新製品は、スリムラインＳＡＴＡ規格に準拠したコネクタ（スリムラインＳＡＴＡはドライブ厚１２.７ミリメートルおよび９.５ミリメートルに対応）。信号部１.２７ミリピッチ７極、電源部１.０ミリピッチ６極の合計１３極。

　 ＯＤＤ側はネジ止めタイプとＨ/Ｄタイプの２種類。ＰＣ側のバリエーションは、ＦＰＣ実装を想定したストレートタイプ、基板実装を想定したアングル（スタンダード実装は高さ２.２５ミリメートル、リバース実装は高さ４.６/６.５/７.９ミリメートル）。

　 適用市場は、ノートＰＣほか。

　 一般仕様は、極数１３極。接触抵抗３０ｍΩ以下。耐電圧ＡＣ５００Ｖｒ．ｍ．ｓ/１分間。絶縁抵抗Ｆ１０００ＭΩ以上。使用温度マイナス４０度―プラス８５度Ｃ。定格電流１.５Ａ/コンタクト１本当たり。挿抜寿命５００回。

　 ▽スリムラインＳＡＴＡ＝大手コンピュータ・記憶装置メーカーが参加している業界団体シリアルＡＴＡワーキンググループにより策定された、ＰＣとＨＤＤなど記憶装置を接続する規格の拡張仕様の一つ。