高精細TFT液晶モジュールとして長寿命LEDバックライトを使用した製品ラインアップ4種類5品種

　東芝松下ディスプレイテクノロジーは、各種産業用表示機器・計測機・医療機器・ハンディターミナル機器など向けの高精細ＴＦＴ液晶モジュールとして、長寿命ＬＥＤバックライトを使用した製品ラインアップを開発、順次量産を開始する。画面サイズは、５.７型、６.５型、８.４型、１０.４型の４種類５品種とラインアップ化を図り、これら全品種オプションで抵抗膜方式タッチパネルの取り付けが可能。

　同社は、産業用途向けに長寿命ＬＥＤを採用するとともに、モバイルノートＰＣでの豊富な経験を基にＬＥＤバックライトの最適熱設計を行い、従来の長寿命ＣＣＦＬを超える平均寿命７万時間を達成した。さらなる長期間使用や厳しい使用環境での対応性を考慮、バックライトユニット交換構造を採用するとともに、ユーザーの追加部品を減らし使いやすさ向上のためＬＥＤ駆動回路を内蔵した。

　同製品は、１４日から１６日まで東京ビッグサイトで開催される第１１回組込みシステム開発技術展と２０日から２２日まで米国ロサンゼルスで開催されるＳＩＤ２００８で展示予定。