電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
4月30日080430_04 セイコーNPC 半導体集積回路 汎用リニアIC 移動体通信機器用

携帯電話に最適な自動調光機能付き白色LEDドライバーとシリーズレギュレータを1チップ化したPMICなど10品種以上


 セイコーNPC(五味佳文社長)は、「PMIC」(パワーマネジメントIC)について10品種を超える新製品の量産化をことし後半にかけて計画、新規市場開拓を強力に推進する。この戦略により、現行主力のタイミングソリューション(水晶発振機器用IC)製品に次ぐ経営の太い柱に早期に育てていく。

  同社の要素技術を応用したPMICは、“システムLSIのアナログ版”ともいうべきシステムライクな製品だ。

  「顧客に自信を持って提供できるようになってきたことしは、売上げへの本格的な貢献が見込まれる」(五味社長)として、さらにラインアップの充実、シリーズ展開を積極的に図る。

  そうした中で、ことし拡販の一番手に期待している新製品は、このほど量産出荷に入った「SM8158シリーズ」だ。携帯電話に最適な自動調光機能付き白色LEDドライバーと、シリーズレギュレータを1チップ化した。

  サンプル出荷中の新製品は、2.0×2.0ミリメートルの小型パッケージにより高効率を実現した白色LEDドライバーIC「SM8136/SM8137」。7月から量産を予定している。
  同じくサンプル出荷中の3.3×3.3ミリメートルのQFN−20と3.5×3.5ミリメートルの小型パッケージにより多くの機能を搭載した「SM8153〜SM8157シリーズ」。9月以降に順次、量産を予定している。

  SM8158に搭載した周囲照度によるALC機能に加え、映像信号に同調してバックライト輝度を調整、PWM信号の入力可能なサンプル出荷中の「SM8159」は、8月に量産を予定する。同シリーズの「SM8161」は、5月からサンプル出荷を開始、7月からの量産出荷を予定している。

  さらに、CPU/DSP向けの電源および次世代DVDの青色レーザー用電源を小型パッケージ、小型の外付け部品で、より小さな実装基板を実現できる多出力電源IC「SM8172〜SM8177シリーズ」も5月から順次、サンプル出荷する。量産は、7月から順次開始する予定だ。


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