高速データポートなどの装置やコンピュータ関連機器回路設計用最小サイズの自己復帰型過電流過熱保護素子である表面実装型ポリスイッチのラインアップの拡充として2013サイズの製品をシリーズ化

　タイコ　エレクトロニクス　レイケム（川崎市）は、同社最小サイズの過電流過熱保護素子ポリスイッチ「２０１３サイズ製品」（２.０×１.３ミリメートル）のシリーズ化と国産化を完了したと発表した。

　 自己復帰型過電流過熱保護素子である表面実装型ポリスイッチのラインアップ拡充として４５３２、３２２５、３２１６サイズ製品に続き、２０１３サイズ製品をシリーズ化したもの。

　 高速データポート、�T/Ｏポート、データストレージ装置に最適であるとともに、家電製品や携帯電話、携帯情報端末、ゲーム機器などを含むコンピュータ関連機器回路設計用の最小サイズの過電流保護素子として提案する。

　 ２０１３サイズ製品は、ＥＩＡ０８０５（２０１２ミリメートル）規格に準拠。同社従来品と比較し、半分以下の基板占有面積で実装可能なため、基板面積を制約される回路設計に貢献する。

　 ２０１３サイズ製品は、素子電流容量を１００ｍＡから１.１Ａの７種類に拡大し、シリーズ化することに成功した。国産化による優れた品質・供給性と合わせ、今後の市場ニーズに対応していく。

　 同シリーズは、優れたハンダ性を有しながらＲｏＨＳ、ＥＬＶ対応であり、テープ＆リール仕様で納入できる。同素子は認証機関に認証申請中で、近く取得する予定。標準納期は受注後６―８週間となっている。