080404_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月4日 |
080404_01 |
パナソニック コミュニケーションズ |
ユニット |
入力・出力ユニット |
パソコン・OA機器・LAN用 |
新「HD-PLC」用通信LSIを搭載することで通信速度の向上と消費電力を約7割の1.7Wに削減を実現した機器組込み用PLCモジュール「MMDPMS230シリーズ」と「同250シリーズ」
パナソニック コミュニケーションズと子会社パナソニックCC九州は、通信速度の向上と消費電力の削減を実現した、機器組込み用PLCモジュール「MMDPMS230シリーズ」と「同250シリーズ」のサンプル出荷を3日から順次開始した。
新「HD―PLC」用通信LSIを搭載することで通信速度を向上させながら、消費電力を約7割の1.7Wに削減したもの。また、松下独自技術のSIMPACT(シンパクト、部品内蔵3次元実装工法)を用いた「同250シリーズ」は、同社従来品と比較して基板面積が42%と大幅な小型化を実現した。
同社が挙げる特徴は、(1)従来品に対し、通信速度(PHYレート)が最大190メガbpsから210メガbps、最大実効速度はUDPが80メガbpsから90メガbpsへ、TCPは60メガbpsから65メガbpsに向上し、ノイズ耐性の改善でつながりにくい環境での実効速度の向上を図った(2)同250シリーズの大幅な小型化を実現したSIMPACTは、プリント基板の内層に抵抗やコンデンサなどの受動部品に加え、能動部品の半導体も埋め込むことができる松下独自技術。セラミック粉末と熱硬化樹脂を用いたコンポジット材料を利用するため、基板の内層に各種部品を損傷なく3次元で埋め込め、小型化することで伝送線路の短縮による信号の輻射やノイズを低減する(3)ノイズ抑制フィルターなどアナログ部品まで一体化したほか、イーサネットPHYチップも搭載し、着脱が簡単な狭ピッチコネクタ採用と機器に容易に組み込めるモジュールとなっている――など。
そのほか、EthernetPHY、GPIO、UARTの外部インターフェイスを用意している。フラッシュメモリーの採用で、ファームウエアのバージョンアップが可能、最大35デシ
ベルまで制御可能な帯域除去フィルターで既存システムへの影響を低減した。
暗号化方式はAES128bitを採用している。 |