080403_05
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月3日 |
080403_05 |
インテル |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
デジタル情報家電用 |
モバイル・インターネット端末(MID)および組込み用コンピューティング・ソリューション向け低消費電力プロセッサ「Atom」5製品とMID用プラットフォーム
米インテルは2日、中国・上海で開催中のインテル・デベロッパ・フォーラム(IDF)で、モバイル・インターネット端末(MID)および組込み用コンピューティング・ソリューション向けに開発した低消費電力プロセッサ「Atom(アトム)」5製品と、MID用プラットフォーム「セントリーノ・アトム・プロセッサ・テクノロジー」を発表した。
MIDは、ポケットサイズの小型機器ながら、新しいモバイル・インターネット体験を実現する製品で、次世代のインターネット端末としてインテルが期待をかける分野の一つだ。
「アトム」は、インテル史上最小で最も低い消費電力で動作するIAプロセッサ。同社のHigh−k(高誘電率)ゲート酸化膜と金属ゲートを採用した45ナノメートルプロセスで製造され、ダイには4700万個のトランジスタを集積する。
小型機器や低消費電力向けに設計された新しいアーキテクチャをベースとする一方で、「コア2デュオ」の命令セットとの互換性を維持する。最大1.86ギガヘルツで動作し、拡張版インテル「スピードステップ」技術に対応。一部モデルでは、同社のハイパースレッディング技術にも対応。熱設計電力は0.6−2.5W。
「セントリーノ・アトム」は、「アトム」プロセッサおよび、PCと同等の機能を実現するグラフィックス機能を内蔵したシングルチップ「システム・コントローラ・ハブ」で構成される。これによりメーカーは、多機能ながらコンパクトで、長寿命のMID製品の開発が可能になるという。同プラットフォームを採用したMIDは、今夏にも世界中のメーカーから出荷される見通しだ。
|