080402_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月2日 |
080402_01 |
ザイリンクス |
半導体集積回路 |
セミカスタムIC |
一般産業用 |
通信・放送機器・軍事・産業用システム等向けPowerPC440プロセッサを組込み高速のRoketIO・GTXトランシーバと専用の"XtremeDSP"処理機能を持つFPGA「Virtex5FXT」
米ザイリンクスは3月31日(現地時間)、PowerPC440プロセッサを組み込み、高速のRoketIO・GTXトランシーバと専用の“XtremeDSP”処理機能を持つFPGA「Virtex5FXT」のサンプル出荷開始を発表した。
新製品は、前世代の90ナノメートルプロセスに比べ、平均30%の高速化と65%のロジック処理性能の向上を達成した65ナノメートルプロセスによるVirtex―5ファミリーの4番目のプラットフォーム。ダイナミック消費電力も35%低減している。
業界標準のPowerPC440を最大二つまで内蔵、それぞれ32kB(キロバイト)のインストラクション・キャッシュと32kBのデータキャッシュを内蔵し、500メガヘルツ動作時に最大1100DMIPSの処理機能を実現する。システムコスト、ボード面積、部品点数の削減にも貢献。ロジック、エンベデッド・プロセッサおよびDSP(デジタル信号処理)開発ツール、IPコアといった分野の大手プロバイダ各社からサポートを得ている。
FXTシリーズは全5品種で、量産出荷がそろうのは08年第3四半期の予定。
ターゲットとするアプリケーションは、有線・無線通信、オーディオ/ビデオ放送機器、軍事、航空宇宙、産業用システムとしている。 |