無線機・携帯電話基地局/中継器などの通信市場や計測機器用途向けなどに最適な業界最小クラスの超小型高周波リレー「RSリレーサーフェスマウント端子」

　松下電工は、通信・計測機器用途に最適な、業界最小クラスの超小型高周波リレー「ＲＳリレーサーフェスマウント端子」を４月１日に発売する。価格はオープン。無線機、携帯電話基地局／中継器などの通信市場や、計測機器、計測設備などの計測機市場向けに、月２２万個（２０１１年度）の販売を計画している。

　新製品は、長さ１４.６×幅９.２×高さ８.０ミリと、同社従来品ＲＥリレーとの体積比で約６０％の小型化を実現し、優れた高周波特性（〜３ギガヘルツ、５０Ω／７５Ω）に加え、回路設計を容易にする豊富な品ぞろえが特徴だ。

　サーフェスマウント端子でＥ、Ｙ配列の系列を用意し、接点構成、コイル仕様も豊富に品ぞろえしている。Ｙ配列、標準／逆接点タイプとの組み合わせで、バイパス（冗長）回路に最適な回路の構成ができる。

　ＲＳリレーは、通信・計測市場で使用される高周波リレー。同社では、標準プリント板用端子（５０Ωタイプ）など、小型・高帯域ニーズに対応する製品を各種そろえている。