080318_05
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月18日 |
080318_05 |
サンケン電気 |
半導体複合部品 |
機能モジュール |
デジタル情報家電用 |
IGBTとダイオード各2個合計4個を搭載して1パッケージ化し基板実装面積と放熱板面積を約3分の1に削減できるプラズマTVのパネル駆動用IGBTモジュール
サンケン電気は、プラズマTVのパネル駆動用のIGBTモジュール「MGQ612」を開発、25日からサンプル出荷を開始する。
サンプル価格は1千円。量産出荷は5月からで、月産20万個でスタート、8月には同60万個を見込む。
プラズマTVの駆動回路には、放熱板に取り付けられた多数のパワー電子(IGBT、ダイオードなど)が基板に実装されるため、大きな基板面積が必要で、パワー素子が占めるスペースや価格面から部品点数の削減が求められている。
新製品は、独自のリードピン配列を施し、IGBT、ダイオード各2個、合計4個を搭載して1パッケージ化した。これにより、基板実装面積と放熱板面積を約3分の1に削減でき、基板や放熱板価格の低減も可能とする。同時に、取り付け工数の低減にも貢献する。
600V(パルス電流200A)と高耐圧ながら飽和電圧1.6Vtyp、順方向電圧0.9Vtypと低損失を実現した。従来比約20−25%減。
▽飽和電圧=IGBTに電流を流した時に、IGBT内部で損失となる電圧。
▽順方向電圧=ダイオードに順方向に電流を流した時のダイオード内部損失電圧。
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