G-PONのOLT用ディプレクサでバーストモードTIAを実装したITU-T　G.984.2クラスB+準拠のSXT4472シリーズなどFTTH用機器に用いる新型の一芯双方向デバイス３シリーズ

　住友電気工業はこのほど、ＦＴＴＨ用機器に用いる新型の一芯双方向デバイスとして「ＳＸＴ４４７２シリーズ（Ｇ−ＰＯＮのＯＬＴ用ディプレクサ、ＩＴＵ−Ｔ　Ｇ．９８４.２クラスＢプラス準拠）」「ＳＸＴ９２４１シリーズ（Ｇ−ＰＯＮのＯＮＵ用トリプレクサ、ＩＴＵ−Ｔ　Ｇ．９８４.２クラスＢプラス準拠）」「ＳＸＴ６０３０シリーズ（ＢＯＳＡ、ＩＥＥＥ８０２・３ａｈ準拠）」を開発した。

　 ＳＸＴ４４７２は、同社既存の一芯双方向デバイス構造にバーストモードＴＩＡを実装したＧ−ＰＯＮのＯＬＴ用ディプレクサで、Ｇ−ＰＯＮのＯＬＴに必要なバーストモードに対応。

　 ＳＸＴ９２４１は、送信用の光通信用レーザー、受信用のフォトダイオード/アバランシェ・フォトダイオードおよびＴＩＡを同一パッケージ内に実装する独自の１パッケージ技術を採用、小型化と低コスト化を実現した。ＳＸＴ６０３０にも、１パッケージ技術を採用している。