080221_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月21日 |
080221_04 |
シャープ |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
移動体通信機器用 |
同社従来品比でパッケージサイズ面積で35%、厚さで28%減と業界最小・最薄のパッケージサイズ5.9x5.9x0.9ミリを実現した高性能・低消費電力のワンセグ放送受信用チューナモジュール
シャープは、業界最小・最薄のパッケージサイズ「5.9×5.9×0.9ミリ」を実現したワンセグ放送受信用チューナモジュール(VA3A5JZ922)=写真=を開発した。29日からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は税込み2万円。量産は9月30日から。生産能力は月100万個。
主要部品の薄型化と独自の高密度実装技術により、同社従来品(VA3A5JZ912)に比べ、パッケージサイズで面積約35%減、厚さ約28%減を実現する。
携帯電話をはじめとするモバイル機器の一層の小型化・薄型化に貢献する。
新たに高性能・低消費電力の高周波ICを採用し、消費電力も業界最少クラスの80mWに抑えた。モバイル機器の視聴時間拡大に貢献する。業界最高レベルの高感度特性(マイナス109デシベルm)で電波の弱い場所でも良好な受信ができる。アンテナ、AVデコーダやアプリケーションノートなどハード/ソフト両面からリファレンスボードを提供し、設計開発期間の短縮にも貢献する。
同社のチューナモジュールは07年12月に累計生産台数1千万個を突破。江川龍太郎電子部品事業本部高周波デバイス事業部事業部長は「世界的なモバイルテレビ放送市場の拡大が見込まれ、日本でも携帯電話のワンセグ搭載率は右肩上がりで08年67%、10年には8割近くを予想している。同製品はワンセグチューナモジュールのシェア拡大の起爆剤と考えている」と話した。
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