ダウンライトなどLEDを使った照明機器の用途向け高調波電流規制対応対応の調光機能付き・絶縁型定電流のLED照明用電源ユニット「PSU-501BSシリーズ」

　ミツミ電機は、高調波電流規制対応のＬＥＤ照明用電源ユニット「ＰＳＵ−５０１ＢＳシリーズ」を開発し、同分野に新規参入する。サンプル価格は５千円（消費税別）。４月からの量産開始を予定し、生産計画は中国・天津三美電機（天津市）で４月から月産２千個、１０月には同２万個を計画する。

　新製品は、ダウンライト、棚下照明、フックライトなどＬＥＤを用いた照明機器などの用途向けに開発した、高調波電流規制対応の調光機能付き・絶縁型定電流電源。

　 温暖化ガス排出削減による省エネ製品の開発は、照明分野にも及んでおり、健康、高齢化、安全、安心、電力料金削減などの観点からＬＥＤ照明の普及が叫ばれている。照明用として使用される白色ＬＥＤは、蛍光管並みに発光効率が上がり、照明分野への応用が期待されている。

　 同社ではこれまで、民生機器向けの電源をカスタムで生産してきたが、新分野における取り組みの一環として今回、高調波電流規制対応の絶縁型電源ユニットを開発した。

　 特徴は（１）高調波電流規制（ＩＥＣ６１０００−３−２）対応（２）ダイレクト調光回路内蔵（外付けボリュームで出力電源可変が可能）（３）長寿命設計（５万時間以上）。主な仕様は、ＡＣ入力は１００Ｖ仕様（ＡＣ１００Ｖ/１２０Ｖ）、２００Ｖ仕様（ＡＣ２２０Ｖ/２４０Ｖ）。使用温度範囲は零度−５０度Ｃ。出力定電流精度はプラスマイナス１０％。