電波プロダクトニュース
080208_03
記憶素子に相変化物質を素材とした膜を使用しその1部をアモルファス状態にするか結晶状態にするかで情報を記録する業界初の相変化メモリー(PCM)の試作品「Alverstone」 米インテルとスイスのSTマイクロエレクトロニクスは6日、業界初の相変化メモリー(PCM)の試作品「Alverstone」(=開発コードネーム)のサンプル出荷を開始したと発表した。「40年の不揮発メモリー開発における進歩の中でも、最も重要な一歩」と、今春にも設立予定の両社合弁メモリー企業、ニューモニクスのCTO(最高技術責任者)エド・ドラー氏は述べている。 PCMは、記憶素子に相変化物質を素材とした膜を使用し、その一部をアモルファス状態にするか結晶状態にするかで情報を記録する。電源を遮断してもデータを保持できる不揮発性を持ち、従来のフラッシュメモリーより低い消費電力で超高速のデータ読み取り・書き込みを実現する。 |
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