080107_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月7日 |
080107_04 |
マーベル |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
パソコン・OA機器・LAN用 |
450メガビット/秒で動作する業界初の無線LAN規格IEEE802.11nチップで3空間ストリームによる802.11n・3x3WLANソリューションを提供する「マーベル・トップドッグ11n-450」
【サンタクララ(米カリフォルニア州)PRN=共同JBN】米マーベル社は、450メガbps(メガビット/秒)で動作する業界初の無線LAN規格IEEE802・11nチップで、3空間ストリームによる802・11n・3×3WLANソリューション「マーベル・トップドッグ(TopDog)11n―450」を発表した。
新製品は54メガbpsの802・11gバージョンより8倍速余り、現在提供中の300メガbpsの802・11nより1.5倍速余りの最高帯域幅を持ち、ノート型パソコンとデスクトップPC、プリンタ、ルーター、セットトップボックス、デジタルTV、ゲーム機器、DVDプレヤーとレコーダ向けに大きなパフォーマンス強化を可能にする。
トップドッグ11n―450は、無線到達距離で802・11gより500%増、競合する802・11nソリューションより160%増を提供する。
マーベル・セミコンダクターのテクノロジー戦略担当シニアディレクターのサメール・ビディチャンダニ氏は「マーベルは802・11n・450メガbpsソリューションを最初の市場に出した企業であり、メーカーはより高速で強力なWi―Fi能力を求める消費者向けに、業界をリードする無線到達範囲とパフォーマンスを提供することができる。新しいマーベル・トップドッグ11n―450チップはまた、802・11n規格に準拠し、時空間ブロック符号(STBC)など規格に対するマーベル独自の技術的強化を提供して、より長い距離にわたってより高い処理能力の維持を支援する」と語った。
ユーザーは例えば、無線源からさらに離れた場所へ移動することができるとともにより弱い信号強度、フレーム処理のフリーズ、あるいは処理能力の遅延の影響を受けることなく、複数セッションでリアルタイムのストリーミングビデオを実行することができる。
トップドッグ11n―450は、3つのトランスミッタと3つのレシーバによる3×3能力を提供し、90ナノメートルCMOS処理技術の上に構築されて、より大きな到達範囲とパフォーマンスに加えて、より低い電力消費と低コストのソリューションとなる。同製品はこれまでの802・11a、b、g、n各バージョンとの下位互換性があり、現在サンプリング中である。同製品は次の四半期中には量産品での出荷が予測されている。 |