電源のバイアスT回路に１個使用するだけで効果を発揮する電源の高周波ノイズ対策として最適な小型・低背でSMDとなった広帯域巻線型コイル「NOCOILH型シリーズ」

　エヌ・オー・シーは、電源供給回路の高周波ノイズ対策として最適な広帯域巻線型コイル「ＮＯＣＯＩＬ　Ｈ型シリーズ」を開発し、販売を開始した。

　電源のバイアスＴ回路では、インダクタやコンデンサなどを数個組み合わせて使用するのが一般的。これに対して、新製品はバイアスＴ回路に１個使用するだけで広帯域の高周波ノイズを減衰することができる。

　新製品は小型、低背で、自動実装に対応したＳＭＤコイル。

　また、巻線部のコアを円錐型に加工したのがＮＯＣＯＩＬの特徴で、円錐形状にすることにより、任意の周波数帯で減衰特性を改善することに成功した。

　数メガヘルツ―１５メガヘルツ、５０メガヘルツ―１３ギガヘルツなど、ニーズに沿った形状や材料特性の設計を行い、ユーザーの任意の周波数帯で材料からカスタマイズする。