電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
12月20日071220_03 日東精工 電子材料 電子材料 一般民生用

金属と樹脂の締結材に共通トルク(回転力)で併用できるためコスト低減と生産性向上を実現するセルフタッピンねじ「マルチタイト」


 日東精工(塩田展康社長)は、金属と樹脂の締結材に共通トルクで併用できるセルフタッピンねじ「マルチタイト」を08年1月から本格販売する。

  これまで、金属の締結材には金属用のねじ、樹脂の締結材には樹脂用のねじを使用していたが、新製品は共通のトルク(回転力)で併用ができ、締結コスト、管理コストの低減、生産性の向上を実現する。共通のトルクで併用できるセルフタッピンねじは、これまでになく、既に特許を申請した。

  「マルチタイト」は、長年蓄積したデータと、高度な加工技術を基に生み出した独自のねじ形状により、金属と樹脂に対しての併用を実現。ねじの種類削減はもちろん、締め付けドライバーや締め付け作業条件の統一化も可能にする。

  また、従来の金属用ねじと比較して、セルフタップ時の切粉発生量を同等以下に抑制。ねじ込み所要時間も金属用ねじと比較して、約3倍のねじ込みスピードを実現する。

  対象サイズは呼び径3ミリ、4ミリで、頭部形状はバインド頭および同社オリジナルのカップ形状。亜鉛メッキ鋼板なら、パンチ穴の場合、板厚1.0ミリ以上、同バーリング穴の場合板厚0.8ミリ以上、樹脂なら引張応力50−100MPa程度の一定条件を満たした熱可塑性樹脂に適用できる。

  当面、現行製品の置き換えと新規受注を合わせ、月間1億本の生産を計画。来年1月の発売を機に、すべての業界に対して拡販キャンペーンを展開し、締結作業にかかわる総合的な生産性向上をサポートする。


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