071219_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月19日 |
071219_04 |
インテル |
半導体複合部品 |
機能モジュール |
デジタル情報家電用 |
モバイル機器向け業界標準のパラレルATA(PATA)インターフェース対応の超小型SSD(ソリッドステートドライブ)「Z-P140 PATA]2ギガと4ギガバイトの2種類
米インテルは17日、モバイル機器向けに設計された業界標準パラレルATA(PATA)インターフェイス対応SSD(ソリッドステートドライブ)「Z―P140 PATA」を発表した。
1セント硬貨より小さく、重量は1滴の水より軽いというこの超小型SSDは、容量2ギガバイトと4ギガバイト製品の2種類。モバイル・インターネット機器や、デジタル娯楽製品、組込み製品向けに適切なサイズ、容量、性能を提供するとインテルは述べている。
SSDは磁気ディスクの代わりに、フラッシュメモリーにOS、コンピューティングデータを格納する記憶装置。今回発表した「Z―P140」は、インテル・プロセッサ搭載コンピュータ向けに最適化されており、同社が08年に発表予定の超小型PC(UMPC)用プラットフォーム「Menlow」のオプション部品として提供される。
新SSDのサイズは12×18×1.8ミリで、1.8インチHDD(ハードディスクドライブ)の400分の1。重量は0.6グラムで同HDDの75分の1という。
容量は16ギガバイトまで拡張可能。読み取り速度は40メガバイト/秒、書き込み速度は30メガバイト/秒。動作時の消費電力は300mW、スリープモードではわずか1.1mWでモバイル機器のバッテリ寿命の拡大に貢献する。
MTBF(平均故障間隔)レートは250万時間。同製品は現在サンプル出荷中で、量産出荷は08年第1四半期の予定。2ギガバイト製品から提供される。
インテルは今年3月にUSBインターフェイス対応SSD「Z―U130」を発表し、SSD市場に参入。「Z―P140」はこれに続く製品で、08年にはシリアルATA(SATA)対応SSD製品も発表の予定だ。 |