071214_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月14日 |
071214_03 |
アルプス電気 |
接続部品 |
スイッチ・リレー・ヒューズ |
自動車機器用 |
車載製品や家電製品向け業界初となる1つのつまみでエンコーダとセルフリターンスイッチを両立するロータリエンコーダ・35形中空軸複合操作タイプ「EC35Bシリーズ」
アルプス電気は13日、車載製品や家電製品用に、業界初となる一つのつまみでエンコーダとセルフリターンスイッチを両立するロータリエンコーダ・35形中空軸複合操作タイプ「EC35Bシリーズ」を開発、今月からサンプル出荷を開始すると発表した。サンプル価格は1000円(税込み)。
09年10月には、コンポーネント事業部涌谷工場(宮城県)と中国・大連アルプス(大連市)で月産10万個の生産を予定している。
新製品は、業界で初めてエンコーダとセルフリターンスイッチの2機能を一つのつまみで実現した中空軸エンコーダ。エンコーダとセルフリターンスイッチとの切り替えは、エンコーダ部のつまみを押し込むことで行い、押し込みながら左右に回すとスイッチがオン、離すとつまみが元の位置に戻り(セルフリターン)オフとなる。
この機構は、セット側ソフトウエアとの組み合わせで、つまみを押し込まず回せばエンコーダとして一つの項目の確実な選択を、つまみを押し込み左右に回すと項目を数個ずつ飛ばすなど早送り機能の実現が可能だ。
エンコーダの軸を中空とし、中空部分にスイッチやLEDの配置が可能で、セットの設計自由度向上に貢献。つまみの回転トルクは重く設計しており、ユーザーに確実な操作感を提供する。用途はカーオーディオ、カーナビ、電子レンジなどの家電製品など。
最大定格(抵抗負荷)10mA 5V DC。使用温度範囲マイナス40度―プラス85度C。動作寿命はエンコーダが3万回、スイッチが1万5000回となっている。
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