071212_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月12日 |
071212_01 |
パナソニック エレクトロニックデバイス |
ユニット |
センサーモジュール |
一般民生用 |
独自の圧電MEMS音叉技術を使い2軸一体で外形寸法縦5.6x横4.65x厚さ1.0ミリの世界最小最薄を実現したDSCやDVCの手振れ補正用やゲーム機の操作制御用に適した民生用角速度センサー
パナソニック エレクトロニックデバイスは、DSCやDVCの手振れ補正用、ゲーム機の操作制御用に適した民生用角速度センサーを開発し、08年1月から量産を開始する。サンプル価格1千円/個(単品)、7500円/個(評価基板)。月産100万個でスタートする。
車載用途で実績のある同社独自の圧電MEMS音叉技術を用い、2軸一体で外形寸法縦5・6×横4・65×厚さ1・0ミリの世界最小、最薄を実現した。体積で同社従来品より約40%減らした。
同音叉技術は、MEMS技術で高精度加工したシリコンウエハー上に形成した圧電薄膜を音叉の駆動源と検出素子に利用し、理想的な音叉振動に近づけた。また、増幅器を2段内蔵し、ユーザー側でコンデンサと抵抗器を外付けするだけでハイパスフィルターとローパスフィルターを設定できる。ローパスフィルターは多重帰還のアクティブフィルターとして設定可能で、フィルターの設計自由度を高めた。これまでのように増幅器を外付けする必要がなく、セットの小型、薄型、高機能化に貢献する。
起動時にハイパスフィルターのコンデンサが充電されるまでセンサー信号が検出できないという課題を解決するため、コンデンサの急速充電機能や待機状態で消費電流を抑制する機能を内蔵した。 |