071205_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月5日 |
071205_03 |
TI |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
デジタル情報家電用 |
デジタルAV機器向けに最適化された「DaVinci」技術を搭載し1チップで複数のHD映像を同時に圧縮・伸張できるデジタル・メディア・プロセッサ
日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI、山崎俊行社長)は4日、複数のHD(高品位)映像のリアルタイム・トランスコード(同時圧縮・伸張)を実現するデジタル・メディア・プロセッサ「TMS320DM6467」を開発、08年第2四半期から量産出荷すると発表した。
DM6467は、デジタルAV機器向けに最適化されたDSPベースのSoCソリューション「DaVinci」技術を搭載し、トランスコード(異なるビデオ・フォーマット間の変換処理)に1チップで対応する。
チップ上にARM926EJ−Sコア、600メガヘルツのC64xプラスDSP コア、HD画像処理用プロセッサ、ビデオ・データコンバージョン・エンジン、各種ビデオ・ポート・インターフェイスを高集積した。
従来品に比べ10倍以上の高い性能で、マルチフォーマットHDのエンコード、デコード、任意の規格間におけるトランスコード処理を実現、HDコンテンツ録音・再生機器の選択肢を広げる。
主な用途としては、インフォメーション・ディスプレイやIPセット・トップ・ボックス、多地点型ビデオ会議システム、監視用ビデオカメラなど。
今回の新製品開発に当たっては、日本TIつくばテクノロジセンターが主導的な役割を果たした。
デジタル・ビデオ評価モジュール「DXEVM」は、08年第1四半期から提供する。
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