電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
11月16日071116_02 ハイニックス・セミコンダクター 半導体集積回路 メモリー デジタル情報家電用

66ナノプロセスを採用し現在入手可能なグラフィックメモリの中で最速・最高密度の32ビットI/Oで1ギガビットのGDDR5(グラフィックス・ダブル・データレート)DRAM


 【ソウル支局】韓国のハイニックス・セミコンダクターは15日、業界初の1ギガビットGDDR(グラフィックス・ダブル・データレート)5 DRAMを発表した。

  GDDRは、PCやゲーム機といった電子機器のグラフィックスデータを超高速処理するDRAM。高精細(HD)デジタルメディアプレヤー市場が拡大を続けていることから、現在、高速・高密度のGDDR製品に対する需要が急増しているが、ハイニックスが今回発表した32ビットI/OのGDDR5は、現在入手できるグラフィックメモリー製品の中でも最速、最高密度の製品だ。

  毎秒5ギガビットの帯域幅で動作し、最大毎秒20ギガバイトのデータを処理可能。現在主流のGDDR3に比べて、約2倍の高速処理を実現する。HD映像や映画、写実描写のグラフィックスコンテンツを処理するのに最適で、毎秒20ギガバイトの帯域幅は、20時間以上のDVD品質の映像を処理できる。

  このGDDR5は、回路線幅66ナノメートルの最先端プロセス技術で製造されたもので、消費電力を最小限に抑えるよう設計されている。小型、低消費電力のほか、遅延調整やエラー検知機能、ジッタ制御技術を搭載し、より堅牢なシステム設計を実現する。

  ハイニックスでは第5世代のグラフィックメモリー、GDDR5の量産を08年上半期にも開始し、高性能グラフィックスDRAMの需要増に対応するとしている。


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