エイスブリックサイズで出力電圧をそれぞれ固定し、最大30Aまで出力を可能にしたレギュレーテッドタイプの絶縁型DC-DCコンバータ5機種

　ＦＤＫは、絶縁型ＤＣ−ＤＣコンバータ「Ｓｅｎｓｅｉシリーズ」に１/８（エイス）ブリックサイズで、出力電圧を１.２Ｖ、１.５Ｖ、１.８Ｖ、２.５Ｖ、３.３Ｖに固定したレギュレーテッドタイプの新製品５機種を発売した。

　 新製品は出力電圧をそれぞれ固定し、最大３０Ａまで出力を可能にしており、高温環境下でも温度ディレーティングが発生しないため、安定した電力の供給ができる。そのため省スペース、大電流、低電圧のアプリケーションに最適だ。分散化電源の業界標準であるＤＯＳＡ基準に準拠しており、同基準の標準ピンレイアウトを採用した。

　 低電圧ロックアウト、過電流保護、過電圧保護、過熱保護などの多彩な保護機能に加え、欧米での情報処理機器の安全性に関する規格であるＵＬ６０９５０、ＩＥＣ/ＥＮ６０９５０に対応している。

　 サイズは５８.４×２２.８×１０.７ミリメートル。

　 「Ｓｅｎｓｅｉシリーズ」は、これまで１/４ブリックサイズで、５−１２Ｖの出力製品を展開してきたが、今回の５Ｖ以下の低出力に対応した製品のラインアップで用途拡大を目指している。