071107_05
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月7日 |
071107_05 |
サムスン |
半導体複合部品 |
機能モジュール |
パソコン・OA機器・LAN用 |
8ギガビットフラッシュメモリ64個を集積し高速SATAU/ネイティブSATAをサポートする1.8インチと2.5インチの64ギガバイトのSSD(ソリッドステートドライブ)
【ソウル支局】韓国のサムスン電子は5日、業界に先駆け64ギガバイトのSSD(ソリッドステートドライブ)1.8インチ版と2.5インチ版のサンプル出荷を開始したと発表した。いずれも、高速SATAU/ネイティブSATAをサポートする。
SSDは、フラッシュメモリーを用いた補助記憶装置。連続書き込み速度、毎秒100メガバイト(メガbps)、連続読み取り速度120メガbpsのSATAUSSDによって、サムスンはSSDの市場をノートPCからサーバー、高性能ストレージ・アプリケーションに拡大できると自信を見せる。
容量64ギガバイトのSATAUSSDは、50ナノメートル技術により生産したシングルレベルセル(SLC)の8ギガビットフラッシュメモリー64個を1つの回路基板に集積し、高速SATAコントローラとサポートソフトを統合したもの。システム性能を大幅に向上させる、サムスンの最先端NAND型フラッシュメモリー技術がベースとなっている。
SATAUSSDは、インターフェイス速度が毎秒3.0ギガビットで、前世代のSATATSSDに比べ2倍の高速。消費電力は、現在のノートPCに使用されているHDD(ハードディスクドライブ)の消費電力、1.9Wの半分。サーバー用の1万5千rpm・HDDの10分の1だ。
市場調査会社、米ウェブ・フィートリサーチによると、NAND型フラッシュメモリーベースのSSD市場は、07年からの5年間、年平均74%増で拡大、12年の市場規模は100億ドルに達する見込みだ。
サムスンは大容量SSD生産では業界をリードしており、06年3月に32ギガバイトのPATA SSDを、今年3月にはSATATインターフェイスの64ギガバイト製品を開発している。
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