最高6ギガヘルツまで動作する25ビット固定計数分周器により超微細な周波数分解能を提供する新しい高周波フラクショナルN　PLLシンセサイザ

　アナログ・デバイセズ（ＡＤＩ）はこのほど、２５ビット固定計数分周器により超微細な周波数分解能を提供する新しい高周波フラクショナルＮ　ＰＬＬシンセサイザ「ＡＤＦ４１５７」を発表した。

　価格は３.２１ドル（1000個受注時の米国における参考価格）となっている。

　新製品は２.７Ｖから３.３Ｖの電源電圧で、最高６ギガヘルツまで動作する。低ノイズのデジタル位相周波数検出器（ＰＦＤ）、高精度の高電圧チャージ・ポンプ、プログラマブル・リファレンス分周器、プログラマブル・チャージ・ポンプ電流および２５ビットの固定係数フラクショナル分周期で構成されている。

　また、ＲＦ出力位相が出力とリファレンス間で特別な位相関係を必要とするアプリケーション向けにプログラムが可能だ。デバイスを使用しないときは、パワーダウンが可能なので、全体的なシステム電流を２３ｍＡから０.０１ｍＡに下げることができる。

　パッケージは、２０ピンＬＦＣＳＰおよび１６ピンＴＳＳＯＰで供給される。