2.4ギガヘルツおよびサブ1ギガヘルツ使用する低消費電力ワイヤレス・アプリケーション向け高周波SoC(システム・オン・チップ）2機種

　日本テキサス・インスツルメンツはこのほど、２.４ギガヘルツおよびサブ１ギガヘルツで使用する低消費電力ワイヤレス・アプリケーション向けに、高周波ＳｏＣ（システム・オン・チップ）「ＣＣ２５１０」と「ＣＣ１１１０」を発表した。いずれも現在出荷中で、価格は、ＣＣ２５１０が３.２５ドルから、ＣＣ１１１０が４.３０ドルからとなっている（いずれも１千個受注時の参考単価）。

　 新製品は、同社の最先端高周波トランシーバであるＣＣ２５００とＣＣ１１０１、業界標準のマイクロコントローラ８５０１、プログラム可能な８/１６/３２キロバイトのフラッシュメモリー、１/２/４キロバイトのＲＡＭおよび周辺回路を内蔵し、６ミリメートル角の３６ピンＱＬＰパッケージで供給される。

　 ＣＣ２５１０は、ワイヤレスのキーボードおよびマウス、ワイヤレスのゲーム、スポーツ、レジャー用機器、リモコン、ワイヤレス・ボイス・オーディオなど、ＣＣ１１１０は、アラーム、セキュリティ、自動メーター読み取り（ＡＭＲ）、工業用モニターおよび制御やホーム、ビル・オートメーションなどの機器に使用できる。開発キットも供給される。