071011_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月11日 |
071011_04 |
サムスンSDI |
表示デバイス |
液晶・プラズマ・CRT |
移動体通信機器用 |
携帯電話やMP3プレイヤー向け低温ポリシリコンのTFT基板に低分子有機材料を蒸着した世界で初めての2インチAMOLED(能動型有機EL)パネル
【ソウル支局】韓国のサムスンSDIは10日、韓国・天安市の工場「A1」ラインで世界で初めて2インチのAMOLED(能動型有機EL)パネルの量産を開始した、と発表した。
このAMOLEDは低温ポリシリコン(LTPS)TFT基板に、低分子有機材料を蒸着したもので、高精細マスク(FMM)を6枚使用している。基板は730×920ミリの大きさで、基板1枚から280−320個の2インチパネルを生産できる。
同社は先月、量産に着手。当初の生産目標は1カ月当たり150万個。08年には生産能力を拡大し、月産300万個を目指す。
この2インチパネルは携帯電話やMP3プレヤーなどのモバイル製品向けに出荷されるが、同社では3万5千時間というパネル寿命を生かし、薄型テレビ向けとしての可能性も探っていく考えだ。
サムスンSDIは08年9月までに、AMOLEDの生産ラインを現在の5倍以上に拡大し、10年には総売上げの20%をAMOLEDで占めるとの目標を掲げている。
|