電波プロダクトニュース



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10月3日071003_05 新日本無線 半導体集積回路 汎用リニアIC デジタル情報家電用

世界初の純度99.99%(4N)の銅フレームを採用したハイエンドオーディオ機器用オペアンプ


 新日本無線は、高音質を追求したハイエンドオーディオ機器向けオペアンプ「MUSES」(ミューズ)の量産を08年中に開始すると発表した。量産に先駆け、プロトタイプサンプルを今月から公開する。サンプル出荷は08年3月から。

 「MUSES」は、回路技術からチップレイアウト、フレーム材料に至るまで音質を最優先して開発するオペアンプブランド。

 第1弾製品として05年11月から、2回路入りJFET入力タイプ品の開発を進めてきた。

 量産を前提に開発したプロトタイプサンプルは、世界初の純度99・99%(4N)の銅フレームを採用。L、Rチャンネル間のクロストークの徹底低減のため、1回路ずつ分離し2チップ構成にした。また、チップレイアウトもコストを意識せず、余裕のある配線を行った。

 同社では「ディスクリートアンプと同等の音質を目標に、1回路タイプの最高級オペアンプ製品に匹敵する音質を達成できた」としている。

 パッケージは8ピンDIPを採用し、サンプル価格は3000円を予定している。今後、面実装パッケージ品や1回路品などを開発し、「MUSES」をシリーズ化していく。

 同社では、あす4日まで千葉・幕張のホテルグリーンタワー幕張で、MUSESプロトタイプサンプルの試聴会を実施する。


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