070927_05
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月27日 |
070927_05 |
東光 |
受動部品 |
インダクタ・トランス |
移動体通信機器用 |
非磁性材料と磁性材料の複合により、局部的な磁気飽和の抑制と磁気抵抗を制御する業界最小クラスの積層パワーインダクタ
東光は、業界最小クラスの積層パワーインダクタ「MDT2012」を商品化、今年末から量産を開始する。サンプル価格は30円。生産は中国広東省。
従来品のMDT2520と合わせ月産4千万個を予定している。
多機能化、小型化が進む携帯電話やデジタルカメラなど、リチウムイオン電池を使用する携帯機器全般において、コア部品であるインダクタの小型化・高周波対応・高効率化のニーズが高まっている。
新製品はこうしたニーズに対応、主に携帯電話機器市場をターゲットに商品化したもの。
携帯電話機に使われる積層パワーインダクタに求められる特性として(1)低損失(2)直流重畳特性(3)コンパクトサイズ(4)低漏えいノイズ−−などが挙げられる。
新製品はこうした諸要求に応える独自開発の材料と磁気構造を持ち、さらにその応用により開発。従品のMDT2520体積比で0.42倍と小型化した。
独自の磁気構造は、非磁性材料と磁性材料の複合により、局部的な磁気飽和の抑制と磁気抵抗を制御する構造。特許申請5件。
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