電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
9月21日070921_06 東芝 半導体集積回路 マイコン・DSP デジタル情報家電用

高性能プロセッサCell/BBエンジンのSPEコアを用いフルHD世代のデジタル世代向けた新メディアストリーミング・プロセッサ


 東芝は20日、高性能プロセッサのCell/BB(ブロードバンド)エンジンのSPEコアを用い、“フルHD世代のデジタル世代”に向けた新メディアストリーミング・プロセッサ「SpursEngine」の開発を発表した。08年前半からサンプル出荷を開始する。新プロセッサは、65ナノメートルプロセスノードにより開発、大分工場での量産を計画。ノートPCをはじめデジタルAV機器分野向けに戦略製品として幅広く拡販していく。

  SpursEngineは、同社がIBM、ソニーグループと共同開発したマルチコア・アーキテクチャ採用のCell・BBエンジンと、同社の映像処理技術を融合したもの。

  今後さらに高度化が見込まれるメディアストリーミング処理(画像処理、画像認識などのリアルアイム映像処理)に優れたコプロセッサ(インテル製ホストCPU)と連携する補助プロセッサ)。SPE(シナジステック・プロセッサ・エレメント)を4個とMpeg−2、H.264方式のエンコード・デコード専用回路(ハードウエアエンジン)を組み合わせ、柔軟な映像処理や低消費電力を特徴とする。試作サンプルは、処理速度1・5ギガヘルツ (クロック周波数)、消費電力は10W台。

  大容量画像データの処理に対応するためワーキングメモリーとしてデータ転送レートの高いXDR・DRAMを採用。

  同社は、10月2日から千葉の幕張メッセで開催される「シーテック・ジャパン2007」でデモを交え、公開する予定。


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