070912_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月12日 |
070912_02 |
エプソントヨコム |
受動部品 |
フィルタ |
デジタル情報家電用 |
可視光全域において均一な光線分離特性が得られるデジカメ向け新規構造を採用した光学ローパスフィルター(OLPF)
エプソントヨコムは、可視光全域において均一な光線分離特性が得られるデジカメ向けの新しい構造を採用した光学ローパスフィルター(OLPF)を商品化した。
デジカメは高画質化技術が進展している。OLPFはデジカメにおけるモアレ縞を除去するのに、これまでは水晶を3枚使用したものが用いられてきた。
しかしながら、水晶3枚を使用した構造では特定の波長で、均一な光線分離特性が得られず、モアレ縞が残存するという課題があった。
今回の新製品は2枚の水晶の間に広域位相差フィルムを挟む新しい構造を採用。これによって、可視光すべての波長で均一な光線分離特性を持たせることで、可視光全域でモアレ縞を除去することが可能になった。
さらに従来の3枚張り合わせ構造に比べ、薄型化、軽量化を実現している。
新製品はデジカメの高画質化と薄型化に貢献し、CCDシフトの手ぶれ補正機構やOLPFに付着したごみを振動により、振り落とす機能にも最適。 |