電波プロダクトニュース



070829_01
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
8月29日070829_01 三菱電機 ユニット 電源・アンテナ・高周波部品 移動体通信機器用

W-CDMA方式で高速データ通信対応の携帯電話端末向けGaAsのHBTを使い業界最小クラスのサイズを実現した送信用電力増幅モジュール


 三菱電機はこのほど、W―CDMA方式で高速データ通信(HSDPA)対応の携帯電話端末向けに、GaAs(ガリウム・ヒ素)HBT(ヘテロ・バイポーラ・トランジスタ)を用いて業界最小クラスのサイズを実現した送信用電力増幅モジュール「BA01261/同01262/同01263」の3品種を開発、10月からサンプル出荷を開始する。サンプル価格はいずれも1000円(税抜き)。月100万個で量産の予定。

 新製品は、独自の携帯電話用モジュール設計技術とMMIC設計技術の融合により、送信用電力増幅モジュールの整合回路を構成するチップ部品の一部をMMICに内蔵することで、チップ部品の点数を従来比で4割削減し、従来品と同等の性能を維持しながら従来比約6割以下の実装面積3.0×3.0ミリメートルを実現した。

 また、従来品では整合回路をセラミックス基板上に構成していたが、今回、熱抵抗を低減した樹脂基板を採用することにより、同社従来比で約16%薄い、製品高さ1.0ミリメートルを実現した。これらによりHSDPA対応携帯電話端末の小型・薄型化に貢献する。

 主な仕様は次のとおり。

▽BA01261 周波数=824メガ―849メガヘルツ、出力電力=26.5dBm
▽BA01262 周波数=1920メガ―1980メガヘルツ、出力電力=同
▽BA01263 周波数=1750メガ―1785メガヘルツ、出力電力=同。


| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト|
|
ホームページへ戻る | 次データへ |