070821_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月21日 |
070821_02 |
サンケン電気 |
半導体複合部品 |
機能モジュール |
一般民生用 |
エアコンなど3相モーターインバータ制御用3シャント方式に対応したデュアル・イン・ラインパッケージ採用のIPM6品種
サンケン電気は20日、エアコンなど3相モーターインバータ制御用IPM「SCM1100M」シリーズ(全6品種)の量産出荷開始を発表した。
月産3万個でスタートしており、08年4月には、月産20万個を予定。サンプル価格は1200−2千円。
新製品は、省エネの観点から急速に進むインバータ化に対応、エアコン、冷蔵庫のメーンモーターのインバータ制御用に小型DIP(デュアル・イン・ライン)構造の新パッケージを採用。
インバータ回路の構成に必要なパワー素子(IGBT、6個)、プリドライブ(3個)、フライホイールダイオード(6個)に加えハイサイドドライブ用の電源としてブートストラップ回路(ブートストラップダイオードおよびブート抵抗各3組)も内蔵し、1パッケージとすることで少ない外付け部品で、インバータ回路の構成を可能にする。
また、各相ごとにシャント抵抗を使用し、電流検出を行う3シャント方式に対応、細かい電流検出が行え、高精度のインバータ制御が可能で、モーターの静音化に寄与する。3相それぞれに過電流保護回路を内蔵、3シャントと方式使用時には、インバータ主回路の基板面積を約15%小型化、部品点数も約50%削減可能。
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