配線障害を迅速に復旧する高可用性を提供するデータセンターに最適なUTP配線システム

　タイコ　エレクトロニクス　アンプはこのほど、データセンターに最適なＵＴＰ配線システム「ＭＲＪ―２１配線システム」を販売開始した。配線障害を迅速に復旧する高可用性を提供する。新製品は、ギガビットイーサネット用ＲＪ―４５を６ポート搭載したカセットの配線を、１本のＭＲＪ―２１トランク・ケーブルに集約。成端済み・試験済みのものを接続するだけなため、極めて短時間で施工完了となり、誤配線をなくし、配線もすっきりできる。

　ほかにも２４ポート、４８ポートのパッチパネルをラインアップしている。

　カセットやパッチパネルの交換・移設も簡単。トランク・ケーブルも好みの長さで提供できる。断線や接触不良などの障害発生時も一括交換が迅速にできるなど、応急的な解決が可能。

　近年、ＬＡＮスイッチの�T／Ｆとして、ＲＪ―４５（ＧｂＥ）の１.５倍の実装密度を持つＭＲＪ―２１を採用する動きが見られ、ＭＲＪ―２１配線システムとの組み合わせでシステムの拡張性にも期待が高まっている。

　トランク・ケーブルの長さは１メートル単位で受注。ケーブル取り出し角度は４５度と１８０度の２種類。ケーブル種類はＣＭＰとＣＭＲの２種類。ＭＲＪ―２１／ＲＪ―４５のファンアウト・ケーブルも供給可能。

　１ユニットに６ポート搭載したカセット（３ユニット／１Ｕ）や、１Ｕサイズに２４／４８ポート搭載したパッチパネルを用意。１０００Ｂａｓｅ―Ｔ対応。