070720_05
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月20日 |
070720_05 |
新日本無線 |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般民生用 |
12V系CCD電源やAV系電源・モーター電源向け20V耐圧、出力電流最大500mAの低飽和型レギュレータ
新日本無線は、20V耐圧、出力電流最大500mAの低飽和型レギュレータ「NJM2835」のサンプル出荷を開始した。サンプル価格は100円で9月から月産100万個で量産する。
同社はローノイズ/高リップル除去比などのアナログ特性を追求した出力電圧5V以下のバイポーラ低飽和型レギュレータを拡充してきた。新製品NJM2835は、従来の5V出力バイポーラ型レギュレータの特性を継承しながら耐圧20V、出力電圧範囲2.1―15.5Vを実現する500mA出力レギュレータとして開発された。
リップル除去比75デシベル(1キロヘルツ時)、ノイズ特性45マイクロvrms、出力電圧精度プラスマイナス1.0%を達成している。また小型2.2マイクロFセラミックコンデンサ対応、ノイズバイパスコンデンサ内蔵などで実装基板の小型化も可能にする。採用パッケージは8.54×6.54×2.38ミリサイズのTO―252―3。
「耐圧20V、500mA出力の低飽和レギュレータはあまり製品化されていない」(同社)とし、12V系のCCD電源、AV系電源、モーター電源などへの採用を見込む。「低飽和型レギュレータの採用は従来の3端子レギュレータの入出力間電位差で生じた電力損失を大幅に低減でき、機器の電力消費を低減できる」(同社)。なお入出力間電位差は300mA出力時0.18Vとなっている。
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