070711_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月11日 |
070711_04 |
サンケン電気 |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
一般産業用 |
レギュレータ回路を従来比50%小型化することが可能な電流モード制御方式の降圧スイッチングレギュレータIC
サンケン電気はこのほど、レギュレータ回路を従来比50%小型化することが可能な電流モード制御方式を採用した降圧スイッチングレギュレータIC「SI―8005Q」を開発、サンプル出荷を開始した。サンプル価格は400円。量産出荷は10月を予定、当初月10万個でスタート、08年3月には月100万個を見込んでいる。
新製品は、小型のHSOP8パッケージながら出力電流3.5Aを供給可能で、出力電圧は0.5―24Vの可変タイプとなっている。
また、内蔵する出力MOS FETのオン抵抗を165mΩ(最大)と低く抑え損失を低減、BCDプロセスを採用することでチップサイズの小型化を図っている。
出力電圧は0.5Vから可変可能なため、近年の信号処理系ICの低電源電圧化に対応した電圧を容易に設定することが可能である。さらに入力電圧範囲が4.75―28Vと広範囲なため24V系の電源から直接駆動ができる。電流モード制御方式のため抵抗値が小さく小型のセラミックコンデンサが使用できる。
このICは、一昨年買収した米国子会社ポーラセミコンダクタ(PSI)とのコラボレーションで開発したチップを使用した初めての製品。チップの電気特性使用をサンケン電気が提示し、PSIが独自のBCDプロセスで回路設計、レイアウト設計し、チップ製造まで行ったもの。 |