070629_05
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月29日 |
070629_05 |
新日本無線 |
半導体複合部品 |
機能モジュール |
デジタル情報家電用 |
デジタルカメラなど電池駆動機器向けCMOSプロセス採用のハイパワー小型ステッピングモーター専用ドライバーIC
新日本無線は、デジタル一眼レフデジタルカメラなど電池駆動機器向けのハイパワー小型ステッピングモータードライバーIC「NJU7384」のサンプル出荷を開始した。モーターの位置制御プログラムを容易化するパルス(STEP&DIR)入力制御方式を採用。サンプル価格は100円で、7月から量産する。
新製品は同社初のCMOSプロセスを採用した直径1センチ程度までの小型ステッピングモーター専用ドライバーIC。連続出力400mA、ピーク出力700mAに対応したパワートランジスタを内蔵している。
制御用のロジック回路部と出力部(Hブリッジ)は別電源で構成。動作電圧はロジック部3.0―5V、出力部4.0―8.0V対応となっている。出力電圧も4―8Vの範囲で可変対応する。
また、トランスレータ機能を内蔵し、3つの制御信号でモーター制御できるパルス入力制御方式に対応。従来の6つの制御信号による複雑な制御プログラミングを大幅に簡素化し、前段の制御用マイコンも低コスト化できる。
また、ENABLE(ロジック部のオン/オフ制御)入力端子とリセット入力端子も備える。このほか、ICのジャンクション温度が180度C時に動作するサーマルシャットダウンとアラーム出力を内蔵。
パッケージは熱抵抗の低いSSOP32(実装面積11.0×7.6ミリ)を採用。一眼レフデジカメのほかデジタルビデオカメラ、小型プリンタ、各種家電品電動駆動部などの用途で採用を見込んでいる。
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