カメラ機能付き携帯電話のレンズユニットの小型化ニーズに応えた業界最小の小型フォトインタラプタ

　シャープは、業界最小の小型フォトインタラプタ「ＧＰ１Ｓ２９６ＨＣＰＳＦ」を開発した。

　外形寸法２.５×１.８×１.９ミリとし、カメラ機能付き携帯電話のレンズユニットの小型化ニーズに応えた。９月２８日から月産１５０万台で量産を開始する。サンプル価格３０円（税込み）／個。

　独自製造技術を駆使し、２重成型構造の最適化により、樹脂成型部の薄肉化を図った。発光・受光部間の距離を保持したまま従来のおよそ半分の体積の業界最小サイズを実現した。レンズ可動部の検出幅を従来の０.３ミリから０.２ミリに狭め、より細かい検出を可能にした。鉛フリー対応（ＲｏＨＳ指令対応）品。

　▽順電圧１.４Ｖｍａｘ（ＩＦ＝２０ミリ）▽暗電流１００ナノＡｍａｘ（ＶＣＥ＝２０Ｖ）▽光電流１５０マイクロＡｍｉｎ（ＩＦ＝５ｍＡ、ＶＣＥ＝５Ｖ）▽コレクタ・エミッタ間飽和電圧０.４Ｖｍａｘ（ＩＦ＝１０ｍＡ、ＩＣ＝４０マイクロＡ）▽動作温度マイナス２５―プラス８５度Ｃ。