070625_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月25日 |
070625_01 |
ローム |
半導体集積回路 |
専用IC |
自動車機器用 |
ボリュームやトーン切り替え時のショック音を防止する新回路を採用したカーオーディオ機器に最適なサウンドプロセッサLSI
ロームは、カーオーディオ機器などのボリュームやトーンの切り替え時に発生するショック音を大幅に低減できるサウンドプロセッサLSIを開発し、8月から月産50万個体制で量産を開始する。無音時はもとより、20ヘルツの重低音信号入力時、2Vrmsの大信号入力時にも切り替えショック音がほとんど発生しない。大音量やウーハーなどの重低音音域で気になるショック音を大幅に抑えた高音質、高品位なオーディオシステムを実現できる。
入力信号レベル、ゲイン変更値から最適なゲイン切り替えステップ数を自動で算出し、より滑らかなエンベロープ波形を実現する独自の新開発ショック音防止技術「アドバンスト・スイッチング」回路を採用。音量、音質のゲイン減衰量切り替えノイズのショック音を大幅に低減した。レジスタ回路を内蔵しているため、ゲイン変更値を一度送信するだけで最適なゲイン変更処理をすべて自動で行える。CPUへの負荷を増やさず、ソフトウエアの開発を容易にした。
CMOSプロセスを用い、アドバンスト・スイッチ回路をはじめ、ステレオ4チャンネル入力セレクタ、入力ゲイン調整、2チャンネルメーンボリューム、3バンド、イコライザ、6チャンネルフェダーボリュームを内蔵した。
ICBUSのレジスタマップを同社従来サウンドプロセッサLSIと統一し、マイコンソフトウエアの大部分を共通化できるため、セット展開を容易に行える。同社従来サウンドプロセッサLSIと同じ32ピンSSOPを採用。ピン配置を同一にし、セット基板の共通化を可能にした。
イコライザ用フィルター、サブウーハー用ローパスフィルターを内蔵。外付け部品を大幅に削減。
ラウドネス機能内蔵のステレオ4チャンネル(フェダーボリューム外部入力数)タイプ「BD3484FS」とステレオ6チャンネルタイプ「BD3489FS」の2機種を揃えた。
生産は前工程がローム浜松、後工程がローム インテグレイティッド システムズ(タイランド)。 |