070620_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月20日 |
070620_04 |
アルプス電気 |
接続部品 |
コネクタ・プラグ・ジャック・ソケット |
移動体通信機器用 |
携帯電話や小型携帯機器向け金属枠を使用しない樹脂成型で取り扱い時の安全性を確保し薄肉成型と堅牢性の両立を実現したMiniSDカード変換アダプタ
アルプス電気は19日、携帯電話やデジタルカメラなどの小型携帯機器向けに、薄肉成形と堅牢性の両立を実現したminiSDカード変換アダプタ(microSDカード用)「SCHFシリーズ」を開発、今月から量産開始すると発表した。サンプル価格は410円(税込み)。8月にはコンポーネント事業部古川工場(宮城県古川市)で月産50万個の生産を予定する。
新製品は、microSDカードをminiSDカードのサイズに変換、接続するためのアダプタ。ユーザーのカード取り扱い時の安全性を確保するために、金属枠を使用しない樹脂成形を採用。これにより、アダプタをサイズの異なるメモリーカードの挿入口に誤挿入してもショートしない。加えて、ひねりに対しても高い強度を実現し、安全性と堅牢性を両立した。
挿入したmicroSDカードの振動や衝撃による脱落を防止するハーフロック構造を採用。また、メモリーカードの逆挿入を防止する構造など、使い勝手の良い製品となっている。
薄肉成形加工技術やシミュレーション技術などを駆使。シミュレーション技術は、成形樹脂の流動解析による最適な部品形状の検証や最適な製品外形と、ひねり強度向上のための樹脂溶着条件、接点端子の接触信頼性を確保する接点圧の検証に用いられ、設計の効率化や開発のスピードアップを推進している。
外形サイズは20.0×21.5×1.4ミリメートル。手挿し抜きタイプ。使用温度範囲はマイナス25度−プラス85度C。挿抜回数1千回。
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