070620_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月20日 |
070620_03 |
三洋電機 |
ユニット |
その他 |
一般民生用 |
実用サイズ(100平方センチメートル以上)の結晶シリコン太陽電池セルで変換効率世界最高の22%を研究レベルで達成したHIT太陽電池
三洋電機はこのほど、HIT太陽電池で実用サイズ(100平方センチメートル以上)の結晶シリコン太陽電池セルの変換効率世界最高の22%を研究レベルで達成した。
HIT太陽電池は、同社が開発した独自構造の太陽電池セルで、結晶シリコン基板とアモルファスシリコン薄膜を用いたハイブリッド型で、高変換効率、温度特性などの優位性で設置面積当たりの発電量は世界トップレベルにある。
新技術は、単結晶シリコン基板とアモルファスシリコン層との界面の清浄性を従来以上に高める洗浄技術開発で高品質化を図り、電荷の再結合損失(プラスとマイナスの電荷が結合して消滅することで、太陽電池から取り出せる電流が減り出力低下につながること)の低減を実現、開放電圧(太陽電池が作り出す最大電圧)を従来の0.71Vから0.722Vへ改善。
セル表面に到達した太陽光をさらに有効利用するため、ミクロンオーダーのセル表面にある凹凸のサイズと形状最適化によって光閉じ込め効果を高め、短絡電流(太陽電池から取り出せる最大電流)を38.37mA/平方センチメートルから38.64mA/平方センチメートルへと改善、この2つの要素技術開発で世界最高の変換効率を実現した。
06年6月、同社は「HIT太陽電池次世代プログラム」を策定、10年度400億円以上の投資で太陽電池事業を05年度の3倍に高めるほか、量産レベルでセル変換効率22%以上の達成を掲げている。
開発した高効率化技術は量産品への適用を早い段階で進めるほか、一層の高効率化、低コスト化、省資源化に向け技術開発を強化する。
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