070608_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月8日 |
070608_04 |
友達光電(AUO) |
表示デバイス |
液晶・プラズマ・CRT |
一般民生用 |
台湾初となる65型フルHD1920x1080ドット対応の120ヘルツ駆動技術採用のLCDテレビ用ディスプレイパネル
【台北支局】台湾のLCDパネル大手、友達光電(AUO)は6日、台湾企業としては初となる65型フルHD対応、120ヘルツ駆動技術採用LCDテレビ用ディスプレイパネルを発表した。65インチLCDパネルは、商用ベースでは世界第2位のサイズ。同社では、13日から15日まで台北市で開催されるディスプレイ展示会「ディスプレイ台湾2007」でこれを披露する。
AUOの65インチLCDパネルは、フルHD解像度1920×1080ドットに対応。従来のフレームレートの2倍である周波数120ヘルツの駆動技術「ASPD」により、にじみを大幅に削減した。また、中間応答速度4ミリ秒、動画応答速度8ミリ秒を実現し、CRTやPDP並みの高品質の動画表示を可能にした。
さらに独自の「AMVA」技術の採用で高視野角化を実現したほか、「HiColor」技術によってNTSC比92%の高色域、2千対1の高コントラスト比を提供する。
同社のテレビ・民生電子製品用ディスプレイ事業担当、デビッド・スー副社長は「大型テレビはフルHD、120ヘルツASPD技術採用が主流になる、と予想している。今回の新製品発表で、AUOはフルHD、120ヘルツASDPG技術対応の42、46、65インチ製品の提供が可能になる」と述べた。
同社では、台湾の2カ所の第6世代工場で今回発表した65型パネルを生産。今年第3四半期に量産に着手する予定だ。
AUOは韓国のサムスン電子やLGフィリップスLCDに次いで、売上げ規模世界第3位のLCDパネルメーカー。パネル単価の急激な下落で1―3月期は赤字決算に陥り、一時的に生産調整も行ってきたが、依然として旺盛な需要に対応するため現在は、増産を検討しているという。
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