070510_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月10日 |
070510_02 |
沖電気工業 |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
デジタル情報家電用 |
動画応答性能を向上し新たなDAC回路の搭載で10ビット階調を実現したフルハイビジョン液晶TV用高性能ドライバーIC3品種
沖電気工業(OKI)はこのほど、フルハイビジョン(フルHD)液晶TV用高性能ドライバーLSI「MT3126」「MT3131」「MT3139」3品種を開発、5月から順次、量産出荷を開始する。
フルHD液晶TVでは、従来のWXGA液晶TVに比べて120ヘルツ倍速駆動による動画応答性能の向上や10ビット階調による10億色表示など、新たな技術への対応が求められている。
これらを実現するためにドライバーLSIに対して高速駆動、多階調などの高性能化が要求されている。加えて、大画面化と倍速駆動によりドライバーLSIの発熱が問題となっており、低発熱化の要求も高まっている。
新製品は、駆動能力を従来に比べて2倍以上に向上させ、高速書き込みを実現している。また、新たに開発したDAC回路を搭載することでコストアップなしに10ビット階調を実現し、より細かな色表示を可能にした。
さらに同社が開発した回路技術により発熱量を従来比で35%低減している。
同社では、今後も高付加価値化した商品ラインアップの充実を図り、液晶TV用ドライバーLSI市場で大幅にシェアを拡大していくとしている。
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