電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
4月27日070427_01 IMフラッシュ 半導体集積回路 メモリー デジタル情報家電用

300ミリウエハーを使用し線幅50nmの16ギガビット多値と4ギガビットシングルレベルセルのNANDフラッシュメモリ


 【ニューヨーク支局】米半導体大手、インテルとマイクロンによるNAND型フラッシュメモリーの合弁企業、IMフラッシュ・テクノロジーズは25日、線幅50ナノメートルの微細加工技術で製造したMLC(マルチレベルセル=多値)NAND型フラッシュメモリーのサンプル出荷を開始したと発表した。

 IMフラッシュは、急増するNAND型フラッシュメモリー需要に対応するため、両社が05年末に設立したもの。06年2月にはユタ州リーハイの製造施設でウエハーの製造を開始。同年4月には、線幅90ナノメートルのプロセスルールにより、セル当たり1ビットのSLC(シングルレベルセル)NAND型フラッシュ製品の量産に着手した。

 それから1年。同社は、先進の300ミリウエハー対応フラッシュメモリー製造施設で、積極的な生産事業を展開し、現在では50ナノメートル技術を採用してSLC製品、MLC製品を生産する。

 今回同社では、50ナノ技術による容量16ギガビットのMLC製品のサンプル出荷と同時に、4ギガビット容量のSLC製品の顧客向け出荷も開始した。

 16ギガビットMLC新製品はより小型で、より高い電力効率が求められる今日のコンピュータ、民生電子機器に最適のサイズと容量を提供する。同社では現在、40ナノメートル以下のさらに微細なプロセスルールを使用したNAND型フラッシュを開発中という。

 マイクロンのマーク・ダーカンCOO(最高執行責任者)は「我々は、この1年でインテルと成し遂げてきた業績に誇りを持っており、08年にさらなる偉業を達成できることを期待している」と述べた。


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