最大６４メガバイトのSDRAMを外付け可能で最大XGAまでの高解像度パネル駆動を可能としたLCDコントローラLSI

　セイコーエプソンはこのほど、最大ＸＧＡまでの高解像度パネル駆動を可能としたＬＣＤコントローラＬＳＩ「Ｓ１Ｄ１３５１３」を開発した。８月から量産出荷を開始する。サンプル価格は2700円（税抜き）。

　新製品は、最大６４メガバイトのＳＤＲＡＭを外付け可能としている。これにより１６個のスプライト機能、３画面の重ね合わせ表示などができ、メーンＣＰＵの負荷を軽減し、表現力豊かな表示が実現できる。

　汎用性も考慮されており１０種類以上のＣＰＵと接続検証を行うことで多種多様なＣＰＵインターフェイスモードを用意している。また、カメラ入力ポートを搭載しているため、カメラから出力されるＹＵＶ信号（２×８ビットまたは１×１６ビット）を取り込んでパネル表示させることもできる。車載、ＦＡ、ＯＡ機器をはじめとして幅広い分野で使用できる。パッケージは、２５６ピンＰＢＧＡおよび２０８ピンＱＦＰで供給される。

　同社では評価ボードを用意しており、ＯＳはマイクロソフトのＷｉｎｄｏｗｓ　ＣＥ用ドライバーをサポートしている。