070416_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月16日 |
070416_01 |
タムラ製作所/タムラ精工 |
受動部品 |
インダクタ・トランス |
一般民生用 |
鉄を主成分にケイ素などを加えたコアを使用しスイッチング電源平滑用としてコストパフォーマンスに優れたチョークコイル
タムラ製作所と関連会社のタムラ精工はこのほど、スイッチング電源平滑用としてコストパフォーマンスに優れたチョークコイル「SFDチョークコイルシリーズ」を開発、サンプル出荷を開始した。
スイッチング電源平滑用のチョークコイルは、コア(鉄心)にニッケル(Ni)を主成分とするパーマロイダストを使用した製品があるが、ニッケル価格の高騰が製品価格に影響を及ぼしている。
新製品は、鉄(Fe)を主成分にケイ素(Si)などを加えたコアを使用することで高特性と低価格を両立させた。
主な特徴は(1)周波数特性が良好で高温条件下(F種=155度C)でも安定した性能が得られる(2)磁歪が小さいため、可聴帯域の唸り音低減対策に有利(3)ダストコアのため直流重畳時の飽和特性が良好――など。
このシリーズの開発と製造はタムラ精工が行い、販売はタムラ製作所とタムラ精工で行う。なお、今回の製品は、小型・中型タイプであるが、将来的には大型サイズのコアを採用した大電流対応品を追加する予定。 |