070410_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月10日 |
070410_02 |
東芝松下ディスプレイテクノロジー |
表示デバイス |
液晶・プラズマ・CRT |
デジタル情報家電用 |
次世代薄型テレビ・モニター向け低温ポリシリコンを使った高分子タイプとしては世界最大の21型有機EL
東芝松下ディスプレイテクノロジーは、次世代薄型テレビ、モニターの実現に向けた低温ポリシリコンを用いた、高分子タイプ有機ELとしては世界最大画面を実現した21型低温ポリシリコン有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ=写真=を開発した。量産開始は2―3年後の予定。
この21型有機ELディスプレイの開発品は、有機EL材料の均一な塗布技術の開発、電極や有機材料の組み合わせの最適化などによって実現した。同社は、かねて低温ポリシリコン技術と有機EL技術の開発に注力し2002年4月、当時有機ELディスプレイでは最大となる17型ディスプレイをはじめ、携帯電話、小型モバイル機器に最適な2―3.5型有機ELディスプレイを開発、3.5型は量産している。
今回開発した21型有機ELディスプレイは、同社が従来から培ってきた低温ポリシリコンの技術とともに、大型化に有利な塗布型プロセスを用いて作成した。そしてRGB3色発光層には高分子の有機EL材料を用い、インクジェット方式による塗り分けプロセスを採用した。
開発品の仕様は画面サイズが対角52.8センチメートル/20.8型、画素数は横1280×RGB×縦768/WXGA、表示色は1678万色、上面発光構造。
この開発品は、あす11日から13日まで、東京ビッグサイトで開催される「第3回ディスプレイ2007」の東芝松下ディスプレイテクノロジーブースで展示を予定している。 |