070326_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月26日 |
070326_03 |
オーセンティック |
変換部品 |
音響部品 |
デジタル情報家電用 |
携帯機器の液晶ディスプレイのパネル面から直接音声を発生する第2世代となる厚さ2.4ミリの超薄型圧電式DMアクチュエータ
オーセンティック(川崎市高津区、近藤信之社長)は23日、携帯電話などの液晶ディスプレイのパネル面から直接音声を発生するスピーカシステム「SoundXu(サウンドビュー)」の薄型化、ステレオ化、高音質化に成功し、第2世代となる厚さ2.4ミリメートルの超薄型圧電方式DMアクチュエータを開発、商品化したと発表した。
このスピーカシステム(第2世代超薄型ステレオパネルスピーカ)は、液晶画面前面に配置した透明パネルを振動させて音を発生させる仕組み。携帯や携帯マルチメディアプレヤー、携帯ゲーム機、モバイルPCなどに使用可能。同スピーカは、構造や共振周波数の見直しによる高音質化とステレオ化を実現、携帯電話の画面と一体感のある音楽再生が可能。
同社は02年に、世界初の液晶ディスプレイパネル面から音声を発生する液晶ディスプレイ用フラットパネルスピーカを開発、商品化し、NEC製パソコンに採用されている。
第1世代圧電方式DMアクチュエータをベースに、携帯電話用の小型・薄型化や音質改善、音量増加ニーズに対応、SoundXu技術のライセンス元の英NXT社と京セラの協力により、第2世代の圧電方式DMアクチュエータ「DMA―AH35T」を開発したもの。
アクチュエータ仕様は最大入力10Xrms、外形寸法34.5×4.7×高さ2.4ミリメートル、重量1.8グラム、周波数特性300ヘルツ―3.4kヘルツ、出力音圧90デシベル以上(10センチメートル)。
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