070302_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月2日 |
070302_02 |
AMD |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
パソコン・OA機器・LAN用 |
自社のCPUとATIのGPUの先進機能を融合しビスタの究極のビジュアル機能を手頃な価格で提供するチップセット
【ニューヨーク支局】米AMDは2月28日、マイクロプロセッサ(CPU)に、昨年同社が買収したカナダのATIテクノロジーズのGPU(グラフィックチップ)「Radeon(ラデオン)X1250」の先進機能を融合した、同社初のチップセット「AMD690」シリーズを発表した。最新ウインドウズOS「ビスタ」向けに、究極のビジュアル体験を手頃な価格で提供するとしている。
AMDは昨年10月、54億ドルに及ぶATIの買収を完了し、CPUとグラフィック・アクセラレータを融合した製品開発に意欲を示していた。「690」シリーズはその最初の製品で既に多数の企業が690搭載ソリューションの提供を表明、30種類を超えるマザーボードが出荷される見通しだ。
同チップセットは特に個人向けのウインドウズ新OSビスタで、最高のビジュアル体験を実現するよう設計してある。
ビスタプレミアム版とビジネス版に組み込まれた新しい3Dユーザー・インターフェイス「ウィンドウズアエロ」により、複数のアプリケーション間のマルチタスク処理がこれまでにないほど容易に行えるようになる。
ビスタ最大の特徴の一つである、ウインドウズの画像を整列、立体表示させる「ウィンドウズフリップ」「同3D」といった機能を、日常業務に不可欠の機能とする性能も提供する。
ATIの「Avivo」技術対応アクセラレータを内蔵し、高品位コンテンツを含めあらゆるマルチメディアで、スムーズな動画の再生、迫真の画像を実現。HDMIと独立DVI出力の両方を装備した業界初のチップセットとして、より多くのディスプレイ選択肢も提供する。
さらに、コンテンツ保護技術HDCPをチップ上でサポートしており、著作権で保護されたコンテンツの再生も可能だ。
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