070227_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月27日 |
070227_02 |
アナログ・デバイセズ |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
一般民生用 |
500メガヘルツの帯域幅サポートのトリプル16×9クロスポイント・スイッチと高速差動アンプ
米アナログ・デバイセズ(米ADI)はこのほど、アナログビデオ向けに最高500メガヘルツまでの帯域幅をサポートするトリプル16×9クロスポイント・スイッチ「AD8175/8176」と、高速差動アンプ「AD8145/6/7/8」を発表した。いずれもサンプル出荷中。量産出荷はAD8175が4月、AD8176が7月を予定している。レシーバのAD8145は量産出荷中で、差動ドライバーのAD8146/7/8は4月に量産出荷の予定。
AD8175とAD8176は、競合製品に比べ60%以上も高速な500メガヘルツ以上という業界最高の帯域幅と、2倍の機能性を提供する。このスイッチは、1800V/マイクロ秒のスルーレートが特徴で、基本表示モードの分解能規格であるSVGA(800×600ピクセル)の4倍に相当するUXGA(1600×1200ピクセル)と、さらに上の分解能規格であるQXGA(2048×1536ピクセル)もサポートする。
また、コモンモード同期とカラー動作同期もサポート。プラスマイナス2.5Vまたは5Vで動作し、消費電力はわずか3.5Wとなっている。パッケージは、676ピンPBGAで供給される。価格は95ドル(100個受注時の参考単価)。
AD8145/6/7/8は、業界で初めて550メガヘルツ、またはそれ以上のフルパワー帯域幅を実現するトリプル差動ドライバーとレシーバシリーズである。この帯域幅は、競合製品の2倍以上に相当する。多段式のビデオ配信システムに信号を送受信するときに、コンポーネント・ビデオの画像分解能を劣化させることなくクロスポイント・スイッチAD8175を補完する。パッケージは、省スペースのLFCSPで供給される。価格は2.89ドルから3.09ドル(1千個受注時の参考単価)。
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